看護師ハック!

看護師のライフをハックすることを目指すブログです。インタビュー記事の投稿が主になると思います。

ハローワークで看護師求人を探した話

今回は栃木県に住む現在36歳、転職時29歳の看護師さんの話


Q:転職をしようと思った理由をお願いします


A:オープ二ングのクリニックに就職しました。医師はとても優しく患者さんもたくさん来ました。もともと大きな病院で勤務していた医師だったので患者さんはそのまま移動してきたような感じでした。その時、まだ私の子どもが2歳前だった為、クリニックは人気で残業がたくさんあり、就業時間が長くて大変でした。クリニックの受け付けは18時までなのに過ぎても患者さんが何名かみえて終わったのが19時を過ぎることもちょくちょくあったからです。

 


Q:転職はどのように行いましたか?


A:ハローワークに行って職を探しました。クリニックには辞める理由を言ったらすぐに辞めさせてくれました。子どもが小さく長い時間働くことができませんと。ハローワークではたくさんの職場を探す事ができました。また職員の方に色々相談しながら見つけていきました。案外すぐに希望通りの職場がみつかったのですぐに面接の日にちを職場に連絡してもらいすぐに話がすすみました。案外スムーズに事が進んで良かったと思っています。時間帯なども希望に沿ってもらいました。

 


Q:面接の様子などをできるだけ具体的にお願いいたします


A:面接は緊張して行きました。特別養護老人ホームの看護師ですが、事務長さんと施設長さんと面接させてもらいました。2人ともとても感じが良かったです。施設はとても清潔で清掃が行き届いているのもわかりました。質問されたことは、なぜ前のクリニックを辞めたのか、なぜ施設で働こうとしたのか、どうして特別老人ホームなのか、なぜうちの施設なのか、パート希望だったのですがいずれは正社員になるつもりはあるかどうか、時給はこのくらいだがいいですか、そちらからの質問はあるか、子どもが病気の時は誰かみてくれる人は近くにいるかどうかなど、細かく聞かれました。しかし、すべて和やかなかんじで自然に会話や答えができたと思います。施設も雰囲気が良かったです。

 

 

 


Q:転職をしてよくなった点逆に悪くなった点をお願いします


A:転職してたくさんのいい事がありました。働く環境はとても良かったです。他のスタッフもいい方ばかりでした。利用者さんとの関係もよく、バイタルサインやリハビリの運動にもたくさん取り組めました。コミュニケーションもたくさんとれて、お祭りやイベント活動にもたくさん参加できてとても楽しかったです。悪かったのは特別養護老人ホームなので亡くなる方が多く別れていくのがとても寂しかったです。看取りの看護をたくさん行いました。

 

 

 


Q:実際に転職活動を行った感想をお願いします


A:転職活動を行って、ハローワークでたくさん情報収集を行い結果転職できました。関わってくれた職員のかたも優しく丁寧に色々な情報を教えてくれました。わからないこともすぐに教えてもらい、パソコンなどの使い方なども教えてくれました。また転職活動を行っている間の雇用保険の関係の事もしっかりと行ってくれました。あまり不安に思うことはありませんでした。間に研修なども行ってくれたり面接の基本的な行い方なども教えてくれました。またインターネットでも職場を探すこともできました。パートなのか、正職員なのか、細かい時給や時間ものっていました。しかし、どんな仕事内容なのかまでは詳しくのっていなかったのでそういう事に関してはあまり参考にはならなかったのかなと思います。

転職するまでに6回の職場訪問をした話


Q:転職をしようと思った理由をお願いします


A:転職するまでは奈良県訪問看護の管理者をしていましたが、当初であれば、長女が小学校に入学する前に実家のある熊本県に帰って転職する予定でしたが、長女の友達作りなども考慮し、長女が保育園の年中になるまでは実家のある熊本に帰り訪問看護師として自分のスキル構築を図ろうと思いました。看護師といっても色々な部類があると思いますが、これまでやってきた訪問看護から転して、病院に勤務するということは、考えなかったです。

 

 

 


Q:転職はどのように行いましたか?


A:看護師用転職情報サイトの「看護のお仕事」です。初めに奈良から熊本への転職なので、新聞広告やハローワークに行っても話になりません。全国さまざまな病院、施設を紹介している媒体を利用しました。このようなサイトに登録すると専従でコンサルタントがついてくれます。熊本のように距離があるところでもコンサルタントが仲介して面接日など詳細なスケジュールを立ててもらいました。もちろん面接を受けるたびに熊本へ帰省していましたが、コンサルタントが日にちを調整して熊本帰省日に面接予定を変更してくれたりしました。

 

 

 


Q:面接の様子などをできるだけ具体的にお願いいたします


A:私が、現在就職している訪問看護は、住宅型有料老人ホーム併設の訪問看護ステーションです。その為、面接には、施設長、管理看護師が対応しました。場所は一般的な応接室でテーブル向かい合わせです。まず、履歴書を辿り、卒業校のことからこれまで働いてきた病院や訪問看護のことを聞かれました。訪問看護に関しては管理者をしていたので医業収入やキャッシュフローの程度など事細かに聞かれました。その次は、施設と訪問看護のパンフレットをもとに会社の概要の説明(全国展開している株式会社の為)を受け、施設、業務見学をしました。ただ、働いている現場や物品を見学したため、これで不採用だったらすごい恥ずかしいなと内心思っていました。

 

 

 


Q:転職をしてよくなった点逆に悪くなった点をお願いします


A:今回の転職は、仕方のなかったことですが、やはりこれまで訪問看護の管理者として培った書類の著作権限まで放棄し、また、0からスタートだと考えると少なからず予測はしていたとはいえすごく無念だったことを覚えています。また、これまで精神通院医療(自立支援)の指定を受けていたので精神疾患の利用者が多かったのですが、今回就職したところは、自立支援の指定申請さえしていないところだったので、自立支援というシステムやこれにかかわる関係法規を他のスタッフに指導しないといけない環境が就職後すぐにきててんやわんやになりました。

 

 

 


Q:転職活動を行った感想をお願いします


A:転職先が近ければ当事者にも同業者からの情報や口コミである程度はどのような病院かというのがある程度はわかるものです。しかし、今回みたいな私のように遠い地や住みなれない街へ転職するときはほとんど看護師情報サイトでの情報がすごく大事になってきます。私は、一社だけ登録しましたが、他のサイトで同じ病院の情報を比べてみるのが看護師求人情報サイトの賢い選び方だと思います。今回、奈良、熊本管を3回往復して6か所の面接に行きました。6か所もあると多いようですが、よく吟味するためです。実際に自分の目で見ることが後々の後悔につながるのではないかと思います。最後に、どこに就職、転職するかは個々の自由だと思いますが、後悔だけはしない就職活動を行うべきです。

いじめに悩んだ看護師が求人誌を見て転職した話

今回ご紹介するのは大阪府大阪市に住む32歳女性の方。転職時は26歳で、オペ室での勤務に嫌気がさしてしまいました。

 

 


Q:転職をしようと思った理由をお願いします


A:元は500床の総合病院でOPE室勤務をしていました。その病院には看護学校が同じだった同級生30名が一緒に入職しました。30名は皆バラバラの部署になりますが、皆、その部署での先輩からのいじめに悩んでいました。毎年繰り返される新人いびりが伝統の様になっていました。実習でもお世話になっていたし卒業生の先輩からの話を聞いていたのである程度は覚悟していました。しかし、実際は幼稚なものでした。先輩の気分によって看護業務を教えてくれない、不用意に後輩を拘束し帰宅時間が22時になる、嫌な仕事は直ぐに後輩に任すといった様なものでした。先輩の機嫌をとっては看護師としての業務や内容を教えて貰うのですが、一体何の意味があるのだろうと思い早々に転職を考えました。

 

 

 


Q:転職はどのように行いましたか?


A:転職は離職を表した時から求人は隈なく見ていました。正直その時期に見る事で現実逃避をしている所もありました。この職場の雰囲気はどうだろうか、新たな職場で働けばストレスも少なくて済むのではないか、等考えて過ごしていました。実際に転職活動をするのは離職してから半年後になりました。看護学校の頃から医療系で働き少し医療系に疲れてしまったので、いらっしゃいませと言える店で働きたくなりました。そこで半年程アパレルで働きその間も看護師の就職先を探していました。見付かった今の職場はとらばーゆに載っていたものです。看護師の求人サイトには登録せずに自分で探して自分で面接に行くスタイルを取りました。

 

 

 


Q:面接の様子などをできるだけ具体的にお願いいたします


A:面接はそのクリニックの師長がしてくれました。透析クリニックでしたが、ナースステーションに小さな椅子を用意してくれ、皆は仕事をしている中師長と話をしながら面接になりました。殆ど内容は就職が決まっている様な内容でした。いつから来れるか?週に何回入りたいか?正社員は嫌か?休みは何日までに希望を言う事、給料はこれ位。稼ぎたいなら通し勤務もあるからどんどん入って、と言う内容でした。クリニックは結構手軽に仕事が決まるものなんだなと思いました。1時間近く話しました。その後院長先生に会い来れる日から来てね。と言われました。ようやくそこで私は面接にどうやら受かったらしいと実感しました。その足で事務員さんに会い、制服のサイズ、靴のサイズを聞いて面接は終りました。

 

 

 


Q: 転職をしてよくなった点逆に悪くなった点をお願いします


A:良くなった点は人間関係がとても良い所です。女子ばかりでなく、男性も多いので(技師)女子特有の感じが全くありませんでした。又、既婚者が多い事もあり不用意な男女のトラブルもありませんでした。給料も大幅にアップしました。きちんと定時に帰られる様になりつつも給料は手取り5万円上がりました。残業や祝日が多い月はもっと頂きました。仕事の内容が透析のみになるので数年も経つと翌日の仕事を気にせずに夜間にも遊びに行けるようになりました。今まで翌日の仕事を思うとうんざりしていましたが、透析になってからは毎日土曜日の様な感覚で過ごしました。悪い点は勉強出来る分野が透析一本と言う所です。他の科を知りたくなったら転職せざるを得ず、職歴が細かく刻まれてしまう事です。

 

 

 


Q:実際に転職活動を行った感想をお願いします


A:本当はOPE室で若干看護師と言う職業が嫌になりました。しかし、一か所の病院で決めてしまうのもいけないと思い早々と離職しました。同期の中では私が発端でその後次々に辞めていきました。その中でも先輩と上手に渡り合いながら7年近く勤務している同期もいます。一か所目の病院で良い所に当たるといい環境で仕事をこなしキャリアを積む事も出来ますが、必ずしも皆そうとは限りません。初めのただ、看護学校と提携しているという理由だけで就職した病院に魂まで売るつもりもありません。自分が納得出来る看護師としての働き方を今出来ているので、あの時離職を決断して良かったと思っています。質の悪い看護師からは何も学ぶ事は無いと思っています。