看護師ハック!

看護師のライフをハックすることを目指すブログです。インタビュー記事の投稿が主になると思います。

転職するまでに6回の職場訪問をした話


Q:転職をしようと思った理由をお願いします


A:転職するまでは奈良県訪問看護の管理者をしていましたが、当初であれば、長女が小学校に入学する前に実家のある熊本県に帰って転職する予定でしたが、長女の友達作りなども考慮し、長女が保育園の年中になるまでは実家のある熊本に帰り訪問看護師として自分のスキル構築を図ろうと思いました。看護師といっても色々な部類があると思いますが、これまでやってきた訪問看護から転して、病院に勤務するということは、考えなかったです。

 

 

 


Q:転職はどのように行いましたか?


A:看護師用転職情報サイトの「看護のお仕事」です。初めに奈良から熊本への転職なので、新聞広告やハローワークに行っても話になりません。全国さまざまな病院、施設を紹介している媒体を利用しました。このようなサイトに登録すると専従でコンサルタントがついてくれます。熊本のように距離があるところでもコンサルタントが仲介して面接日など詳細なスケジュールを立ててもらいました。もちろん面接を受けるたびに熊本へ帰省していましたが、コンサルタントが日にちを調整して熊本帰省日に面接予定を変更してくれたりしました。

 

 

 


Q:面接の様子などをできるだけ具体的にお願いいたします


A:私が、現在就職している訪問看護は、住宅型有料老人ホーム併設の訪問看護ステーションです。その為、面接には、施設長、管理看護師が対応しました。場所は一般的な応接室でテーブル向かい合わせです。まず、履歴書を辿り、卒業校のことからこれまで働いてきた病院や訪問看護のことを聞かれました。訪問看護に関しては管理者をしていたので医業収入やキャッシュフローの程度など事細かに聞かれました。その次は、施設と訪問看護のパンフレットをもとに会社の概要の説明(全国展開している株式会社の為)を受け、施設、業務見学をしました。ただ、働いている現場や物品を見学したため、これで不採用だったらすごい恥ずかしいなと内心思っていました。

 

 

 


Q:転職をしてよくなった点逆に悪くなった点をお願いします


A:今回の転職は、仕方のなかったことですが、やはりこれまで訪問看護の管理者として培った書類の著作権限まで放棄し、また、0からスタートだと考えると少なからず予測はしていたとはいえすごく無念だったことを覚えています。また、これまで精神通院医療(自立支援)の指定を受けていたので精神疾患の利用者が多かったのですが、今回就職したところは、自立支援の指定申請さえしていないところだったので、自立支援というシステムやこれにかかわる関係法規を他のスタッフに指導しないといけない環境が就職後すぐにきててんやわんやになりました。

 

 

 


Q:転職活動を行った感想をお願いします


A:転職先が近ければ当事者にも同業者からの情報や口コミである程度はどのような病院かというのがある程度はわかるものです。しかし、今回みたいな私のように遠い地や住みなれない街へ転職するときはほとんど看護師情報サイトでの情報がすごく大事になってきます。私は、一社だけ登録しましたが、他のサイトで同じ病院の情報を比べてみるのが看護師求人情報サイトの賢い選び方だと思います。今回、奈良、熊本管を3回往復して6か所の面接に行きました。6か所もあると多いようですが、よく吟味するためです。実際に自分の目で見ることが後々の後悔につながるのではないかと思います。最後に、どこに就職、転職するかは個々の自由だと思いますが、後悔だけはしない就職活動を行うべきです。